100切りを目指していると、「もっと練習しないと」と思ってしまいます。
打ちっぱなしにも行っている。
ラウンドもしている。
ゴルフ動画を見て、練習方法も調べている。
それなのに、スコアは105〜110あたりを行ったり来たり。
自分も、なかなか100を切れない時期は「練習量が足りないんだ」と思っていました。
でも、ラウンドを振り返ってみると、単純に練習不足だったわけではありませんでした。
ドライバーで無理をしてOBを打ったり、パーを取りたくて難しいショットを選んだり。
ミスした後に「取り返さないと」と焦って、さらに打数を増やしてしまったり。
練習場では落ち着いて打っているのに、コースに出ると急に結果を求めてしまうこともありました。
そして、ラウンドが終わると「今日は108だった」で終わり。
どこで何打損したのか、ちゃんと振り返っていませんでした。
100切りを目指すなら、全部のショットを上手くする必要はないと思っています。
むしろ、今まで何となくやっていたことを少し変えるだけで、減らせる打数もある。
今回は、自分が100切りを目指す中で気づいた、スコアが縮まらないときにやりがちな5つのことを書いていきます。
Contents
1.練習しているのにスコアが変わらない理由

練習場では、前より良い球が打てるようになっている。
でも、ラウンドに行くとスコアが変わらない。
これ、結構あります。
自分も「練習しているのに何で?」と思っていました。
よく考えてみると、練習場ではナイスショットを打つことばかり考えていたんですよね。
7番アイアンなら真っすぐ飛ばしたい。
ドライバーなら遠くへ飛ばしたい。
ミスしたら、もう一球打ってやり直す。
でも、本番のゴルフはそうはいきません。
ダフることもあるし、トップすることもある。
ドライバーが曲がることもあります。
大事なのは、ミスを完全になくすことより、ミスした後に何打使ってしまうかだったりします。
例えば、ティーショットが曲がった。
そこから無理にグリーンを狙って、またミス。
さらにアプローチで寄せきれず、3パット。
気づけば、そのホールだけで大叩き。
こういうホールを減らすだけでも、スコアは変わってきます。
2.毎回ドライバーを飛ばそうとする
ドライバーって、やっぱり振りたくなります。
朝イチのティーショットなんか特にそうです。
「今日は飛ばしてやろう」
と思って、いつもより力が入る。
そして、だいたいそういうときに限って変なところに飛んでいく。
自分の場合、ドライバーが当たっている日は気分もいいんですが、1発目から曲げると、その後もなんとなく引きずっていました。
さらに厄介なのが、飛ばしたい気持ちが強くなると、いつものスイングができなくなること。
普段ならそんなに力まないのに、コースでは「少しでも遠くへ」と思ってしまう。
その結果、OB。
ここで2打、3打と一気に苦しくなります。
飛距離よりも「次の1打」を考える
100切りを目指すなら、ドライバーで何ヤード飛ばしたかより、そのボールがどこに行ったかのほうが大事だと思っています。
例えば、230ヤード飛んでもOBなら意味がありません。
逆に、180〜200ヤードくらいでもフェアウェイに残っていれば、次のショットを普通に打てます。
もちろん、全部のホールでドライバーを持たないほうがいい、という話ではありません。
広いホールなら思い切って振っていい。
ただ、「パー4だからドライバー」という感じで、何も考えずに持つのは少しもったいない。
ティーグラウンドに立ったら、
「ここでミスしたらどこに行く?」
「次のショットはどこから打ちたい?」
と一度考える。
それだけでも、クラブ選びは変わってきます。
100切りなら「飛ばす」より「OBを打たない」
100切りを目指している段階では、ドライバーの飛距離を10ヤード伸ばすより、OBを1回減らしたほうがスコアには効くことがあります。
自分も以前は「もっと飛ばせれば楽になる」と思っていました。
でも、飛ばした結果OBになってしまったら、楽になるどころか一気に苦しくなる。
だから最近は、ドライバーを持つときも「今日は何ヤード飛ばそう」より、「次を打てる場所に置こう」と考えるようになりました。
飛ばしたい気持ちは、なかなか消えませんけどね。
3.パーを取りに行きすぎる
100切りを目指しているのに、なぜかパーを取りたくなる。
これも、かなりやっていました。
パー4の2打目で残り150ヤード。
「ここ乗せればパーいける」
そう思うと、多少難しい場所でもグリーンを狙いたくなる。
うまくいけば気持ちいいんですが、失敗すると一気に苦しくなります。
グリーン手前のバンカーに入ったり、左右のOBまで飛ばしてしまったり。
そして、そこから「せっかくパーを狙ったのに……」と焦る。
冷静に考えれば、最初からボギーでいい場面だったりするんですよね。
ボギーでも100切りには近づいている
100切りを目指すなら、全部のホールでパーを取る必要はありません。
むしろ、「ここはボギーでいい」と思えることが大事だと思っています。
パー4で2打目が難しい。
グリーン周りにトラブルがある。
ライも良くない。
そんな状況なら、無理にグリーンを狙わず、安全な場所にボールを置く。
そこからアプローチして2パットならボギー。
もちろん、パーを取れるチャンスがあるなら狙います。
でも、難しい状況なのに「パーを取りたい」という気持ちだけで攻める必要はない。
「パーを増やす」より「ダブルボギーを減らす」
100切りを意識するようになって、自分の中で一番変わったのがここかもしれません。
以前は、
「どうやったらパーを取れるか」
ばかり考えていました。
今は、
「ここでダブルボギーにしないためにはどうするか」
と考えることが増えました。
この考え方にすると、無理なショットが少し減ります。
パーを取るチャンスが来たら狙う。
でも、無理な状況ならボギーで終わらせる。
100切りでは、このくらいの欲の抑え方がちょうどいいんじゃないかと思っています。
4.ミスした後に取り返そうとする
これも、スコアを崩すときにかなりやってしまいます。
ティーショットがOB。
「やばい、取り返さないと」
そう思って、次のショットで無理をする。
難しい場所からグリーンを狙ったり、普段なら選ばないクラブを持ったりする。
そして、またミス。
こうなると、1回のミスで終わらなくなります。
最初のOBだけなら、まだその後のプレーで立て直せる。
でも「取り返そう」とすると、その気持ちが次のショットにもついてきます。
気づいたら、1ホールで大叩き。
ゴルフは「取り返そう」とすると余計に失う
自分もラウンド中に何度も経験しました。
特に前半で大きく叩いたとき。
「このままじゃ100切れない」
「次のホールで取り返さないと」
と考えてしまう。
でも、次のホールでいきなりバーディーやパーを取るなんて、そう簡単にはいきません。
そこで無理をして、またボギーやダブルボギーになる。
結局、取り返すどころかさらにスコアを失っています。
ミスしたら「取り返す」ではなく「普通に戻す」
最近は、ミスした後こそ普通にプレーすることを意識しています。
OBを打った。
じゃあ次の1打を普通に打つ。
3パットした。
じゃあ次のホールは無理をしない。
ダブルボギーを打った。
じゃあ次のホールでボギーを取ればいい。
これだけです。
もちろん、頭では分かっていても実際のラウンドでは難しいです。
スコアカードに「+3」と書いた直後なんて、どうしても焦ります。
でも、そこで焦ってもスコアは戻ってきません。
むしろ、その後の1打を大事にしたほうがいい。
100切りを目指すなら、ミスをしないことより、ミスした後に大きく崩れないことのほうが重要なのかもしれません。
5.練習場と本番で考え方が違う
練習場では、結構落ち着いて打てるんですよね。
7番アイアンを打って、ちょっとミスしたら「今のはダメだったな」と考える。
もう一球打つ。
今度はいい球が出る。
ところが、コースに行くと話が変わります。
残り150ヤード。
目の前にはバンカー。
「乗せたい」
そう思った瞬間、急に結果を求めるようになります。
練習場では良い球、本番では結果を求めている
ここが自分の中では大きな違いでした。
練習場では「スイング」を気にしている。
でも本番では「乗ったか」「飛んだか」「パーが取れたか」を気にしている。
その結果、普段ならしないようなミスをする。
特に100切りを意識し始めると、スコアが気になって余計に力が入ります。
「ここでパーを取れば……」
「ここでボギーにしたら100切りが遠くなる……」
そんなことを考えながら打っていたら、そりゃ普段通りには振れないよなと思います。
練習場でも「本番を想定する」
そこで少しずつ変えていったのが、練習のやり方です。
ただ同じクラブでボールを打ち続けるのではなく、1球ごとに状況を変えてみる。
ドライバーを打ったら、次は7番アイアン。
その次はウェッジ。
またドライバー。
本番では同じクラブを何十球も続けて打つことはありません。
だから、練習でも少しだけラウンドに近づける。
「この1球がコースの2打目だったら、どこを狙う?」
と考えてから打つだけでも、練習場での意識が変わります。
ナイスショットを打つことだけが練習ではない。
「ミスしたら次はどうするか」まで考えておく。
これが100切りを目指すようになってから、少しずつ意識するようになったことです。
6.スコアを記録していない
これも地味なんですが、かなり大事だと思っています。
ラウンドが終わって、
「今日は105だった」
「前よりちょっと良かった」
で終わっていないでしょうか。
自分も最初の頃は、ほとんどそんな感じでした。
スコアカードを見て、「今日はこのホールがダメだったな」と思うくらい。
でも、それだと次のラウンドで何を変えればいいのかが分かりません。
スコアだけ見ても、原因が分からない
例えば、前回110で今回105だったとします。
「5打縮まった!」
これはもちろん嬉しい。
でも、なぜ5打縮まったのかが分からないと、次も同じように縮まるとは限りません。
逆に、今回115だったとしても、
「OBが前回より3回多かった」
「3パットが4回あった」
「ダブルボギー以上が5ホールあった」
と分かれば、何を減らせばいいのか見えてきます。
100切りを目指すなら、スコアそのものよりも、どこで打数を使っているのかを見るようにしたほうがいいと思います。
最初から細かく記録しなくてもいい
とはいえ、最初から細かいデータを全部取る必要はありません。
自分なら、まずこの3つだけ記録します。
- OB・ペナルティ
- 3パット
- ダブルボギー以上を打ったホール
これだけでも、結構見えてきます。
例えば、110を叩いたラウンドを振り返ってみたら、OBが4回あった。
それなら、いきなりスイングを大きく変えるより、まずOBを2回減らすことを考えたほうがいい。
3パットが5回あったなら、パターの練習を少し増やしてみる。
こうやって考えると、次にやることがかなり具体的になります。
「何打縮めるか」より「何を減らすか」
100切りが近づいてくると、どうしても「あと5打縮めたい」と考えます。
でも、5打縮めると言われても、何をすればいいのか分かりません。
それより、
「OBを1回減らす」
「3パットを2回減らす」
「ダブルボギーを1つ減らす」
と考えたほうが、自分には分かりやすかったです。
100切りは、突然5打、10打縮まるというより、こういう余計な1打を少しずつ減らしていくほうが現実的なんじゃないかと思っています。
今日から変えたい5つの習慣
ここまで書いてきたことを、次のラウンドからできることに絞ってみます。
① ドライバーは「飛距離」より「次の1打」を考える
ティーショットで無理に飛ばそうとしない。
「どこに置けば次が楽か」を考えてクラブを選ぶ。
② パーよりダブルボギーを避ける
難しい状況なら、ボギーで終われば十分。
パーを取りに行って大叩きするより、1打ずつ積み重ねる。
③ ミスしても取り返そうとしない
OBを打ったからといって、次の1打で取り返そうとしない。
「次を普通に打つ」に切り替える。
④ 練習場でも本番を意識する
同じクラブを何十球も打つだけではなく、1球ごとにクラブを変える。
狙う場所を決めて、1球に集中する。
⑤ ラウンド後に3つだけ記録する
まずは、
OB・3パット・大叩きしたホール。
この3つだけでも十分。
自分がどこで打数を失っているのか分かれば、次の練習も変わってきます。
まとめ
100切りができないと、「もっと練習しないと」と考えてしまいます。
もちろん練習は必要です。
ただ、練習量を増やすだけでスコアが縮まるとは限りません。
ドライバーで無理をしてOBを打つ。
パーを取りたくて難しいショットを選ぶ。
ミスした後に取り返そうとして、さらに崩れる。
練習場と本番で考え方が変わる。
そして、自分がどこで打数を失っているのか記録していない。
こうやって振り返ってみると、以前の自分にも当てはまることがかなりありました。
100切りを目指すなら、いきなり全部を変える必要はないと思います。
次のラウンドで、まずOBを1回減らしてみる。
難しい場所では無理をせず、ボギーで上がる。
ミスした後に「取り返そう」としない。
そんな小さなことでもいい。
自分もまだまだ完璧にはできません。
だからこそ、次のラウンドでどこまでできるかを試してみたいと思っています。
100切りは、ナイスショットを増やすだけじゃなく、自分から余計な打数を増やさないゴルフに変えていくことも大事なんだと思います。

















