ドライバーは、ゴルフバッグの中で一番気持ちよく振れるクラブだと思います。
ティーアップして、思い切り振る。
芯に当たって真っすぐ飛んだときの感覚は、やっぱり特別です。
だから以前の僕は、パー4でもパー5でも、基本的にはドライバーを持ちたくなっていました。
「せっかくのティーショットなんだから、飛ばしたい」
そんな気持ちがありました。
でも、100切りを目指していた頃から、ひとつ気になっていたことがあります。
ドライバーを持つことが、本当に毎回スコアにつながっているのか?
飛距離は出る。
でも、曲がる日もある。
OBがあるホールでは、ティーグラウンドに立った瞬間から少し嫌な予感がすることもあります。
そして100切りを達成したあと、ベスト86まで来た今も、この問題はなくなっていません。
むしろ以前より考えるようになりました。
「ここでドライバーを振る必要があるのか」
「UTや5Wで十分じゃないか」
「飛距離を取るのか、それとも次のショットを楽にするのか」
ドライバーを減らしてラウンドすることは、飛ばせない人のためだけの作戦ではないと思っています。
100切りを目指している人にも、90台を安定させたい人にも、そして僕のようにベストスコアをさらに縮めたい人にも関係する話です。
今回は、100切り後の僕が改めて考えている「ドライバーを減らすゴルフ」について書いてみます。
なぜドライバーを減らそうと思ったのか

理由は単純です。
ドライバーが一番飛ぶからといって、一番スコアが良くなるとは限らないからです。
以前の僕は、ティーショット=ドライバーという感覚がかなり強かったです。
パー4ならドライバー。
パー5なら当然ドライバー。
距離が短いホールでも、とりあえずドライバー。
でも、ラウンドを重ねるうちに思うようになりました。
ドライバーが飛んだホールと、スコアが良かったホールは、本当に全部つながっているのか。
例えば、ドライバーで飛距離を稼いでも、ラフに入る。
あるいは木の近くへ行く。
次のショットで狙えなくなる。
それなら、最初から少し飛距離を抑えてでも、打ちやすい場所へ運んだ方が楽なこともあります。
もちろん、ドライバーが安定している日は話が違います。
広いホールなら思い切り振りたい。
飛距離が出れば、セカンドショットが短くなるメリットもあります。
だから僕は、「ドライバーを使わないゴルフ」をしたいわけではありません。
必要なホールで使う。
その判断をもっとできるようになりたいと思っています。
100切りを目指していた頃のティーショット

100切りを目指していた頃の僕は、ドライバーにかなり期待していました。
真っすぐ飛べば、いいスコアが出そうな気がする。
飛距離が出れば、次のショットが楽になる。
だから、ドライバーが調子悪い日でも、何とか振り切ろうとしていました。
でも、ここには大きな問題がありました。
調子が悪いことを分かっていても、クラブを変えられなかったことです。
前のホールで大きく曲げた。
それでも次のホールでもドライバー。
また曲げる。
「次こそ真っすぐ飛ぶはず」と思って振る。
ゴルフをしていると、こういう気持ちはよく分かります。
UTや5Wを持つと、「逃げた感じ」がすることもありました。
ドライバーを振れない自分が嫌だったのかもしれません。
でも、今振り返ると、ゴルフは飛距離を競う競技ではありません。
18ホールを何打で終えるかです。
ドライバーで飛ばしても、そのあと苦しくなるなら意味がない。
逆に少し距離が残っても、フェアウェイや打ちやすい場所から次を打てるなら、その方が結果的にスコアがまとまることもあります。
100切りを目指していた頃の僕は、「ドライバーを上手く打つこと」と「いいティーショットを打つこと」を同じものだと思っていました。
でも、今は少し違います。
いいティーショットは、必ずしもドライバーで打ったショットとは限りません。
100切り後に変わったクラブ選択

100切りを達成してから、少しずつ変わったのがクラブ選択です。
以前は、
「どれだけ飛ばせるか」
を中心に考えていました。
今は、
「次をどこから打つか」
も考えるようになりました。
例えば、ティーショットでドライバーを使った場合。
飛距離は出るかもしれない。
でも、左右にOBがある。
狭い。
その日のドライバーが安定していない。
こういう条件なら、別のクラブを選ぶ意味があります。
一方で、広いホールならドライバーを使う価値は大きいです。
多少曲がっても、次のショットが打てる。
思い切り振れる。
飛距離を稼ぐメリットもあります。
つまり、僕が考えるようになったのは、
「今日はドライバーを使うか、使わないか」ではなく、「このホールでは何を使うか」
ということです。
全部のホールで同じ作戦を使う必要はありません。
ドライバーが合うホール。
UTの方が安心できるホール。
5Wで距離を稼ぎたいホール。
コースによっても、その日の調子によっても変わります。
以前より、ティーグラウンドで考えることは増えました。
でも、そのひと手間がスコアには必要なのかもしれません。
実際にどのホールでドライバーを使ったか
ここは、これから僕自身がラウンド記録としてもっと残していきたい部分です。
今までのラウンドでは、最終スコアだけを見て終わってしまうこともありました。
でも、クラブ選択を考えるなら、
「どのホールで何を持ったのか」
を記録した方がいいと思っています。
例えば、
- 広いパー4ではドライバー
- OBが近いホールではUT
- 距離が短いパー4では5W
- パー5ではその日の調子で判断
こうした選択と、その後の結果を見ていく。
すると、「自分はどのクラブを使ったときに次のショットが楽なのか」が見えてくるはずです。
大事なのは、毎回フェアウェイに行ったかどうかだけではありません。
例えば、少しラフに入っても問題なく打てたなら、それは十分な結果かもしれません。
逆にフェアウェイにあっても、苦手な距離が残ったなら、次のホールでは違う選択を考えることもできます。
僕自身、今後のラウンドではティーショットについて、
使用クラブと、そのホールの結果
をできるだけ残していきたいと思っています。
ドライバーを減らしたら本当にスコアが良くなるのか。
それとも、飛距離を失いすぎて逆に難しくなるのか。
これは実際のラウンドで確かめていきたいところです。
UT・5Wを使ってみて分かったこと
UTや5Wを持つメリットは、単純に「ドライバーより曲がらない」ということだけではないと思っています。
一番大きいのは、ティーグラウンドでの気持ちが変わることです。
ドライバーを持った瞬間、
「曲げたくない」
と思うことがあります。
OBが見えていると、余計に意識する。
すると、いつものスイングができなくなる。
UTや5Wを持つと、必ずしもミスがなくなるわけではありません。
ここは勘違いしない方がいいと思っています。
UTでも曲がる。
5Wでもミスする。
当たり前ですが、クラブを変えるだけで自動的に安全になるわけではありません。
ただ、自分にとって振りやすいクラブなら、余計な力が入りにくいことがあります。
「これなら前に運べそう」
そう思って構えられること。
僕にとっては、これも大きいです。
100切りを目指していた頃は、ドライバーを使わないと飛距離で損をすると思っていました。
今は、少し考え方が違います。
例えば、UTや5Wでティーショットを打ったことで次のショットが打ちやすくなるなら、その飛距離は十分価値がある。
ゴルフは1打だけで終わりません。
ティーショットの次にはセカンドショットがあります。
その次にはアプローチがある。
だから、1打目だけで判断しないことが大事なのかもしれません。
スコアへの影響
ドライバーを減らせば、必ずスコアが良くなる。
これは違うと思います。
ここは、僕自身もこれから実際のラウンド記録を重ねながら確認していきたい部分です。
なぜなら、飛距離を抑えることで困ることもあるからです。
ドライバーなら短いクラブで打てたのに、UTを使ったことで残り距離が長くなる。
結果的に、難しいセカンドショットが残る。
こういう可能性もあります。
だからこそ、単純に「ドライバーは危険だから使わない」ではなく、バランスが必要です。
僕が期待しているのは、劇的な飛距離アップではありません。
大きなミスを減らせるかどうか。
これです。
OBが減る。
林の中から無理なショットを打つ回数が減る。
ティーショットのあとに、「次が打てない」という状況を減らす。
これができれば、スコアへの影響は出てくると思っています。
100切りを目指していた頃も、今も変わらないのは、
大叩きを減らしたい
ということです。
パーを増やすことだけがスコアアップではありません。
トリプルボギーをダブルボギーにする。
ダブルボギーをボギーにする。
こういう積み重ねの方が、僕には現実的です。
飛距離とスコア、どちらを優先するか
正直に言うと、できれば両方欲しいです。
飛距離も欲しい。
スコアも良くしたい。
ゴルフをやっているなら、ドライバーを飛ばしたいと思うのは自然なことだと思います。
ただ、ラウンド中は優先順位を考える必要があります。
例えば、
「ここはドライバーで飛ばせば、かなり楽になる」
そんなホールなら、ドライバーを使う。
一方で、
「ここは飛ばしても、曲げたらかなり苦しくなる」
なら、別のクラブも考える。
僕は今、飛距離かスコアか、どちらか一方を選ぶのではなく、
スコアにつながる飛距離を取りにいきたい
と思っています。
ドライバーを振って250ヤード飛んでも、その次が打てなければ意味がありません。
少し距離が短くても、打ちやすい場所に行く。
そこからグリーンを狙う。
そうやってボギーやパーを狙えるなら、その方がゴルフとしては楽です。
以前は「飛ばなかったら負けたような気がする」と思うこともありました。
でも、スコアカードには飛距離は書かれません。
残るのはスコアです。
この当たり前のことを、100切りを達成してから改めて感じています。
ベスト86を目指す今ならどうするか
僕のベストスコアは86です。
ただ、86を出したからといって、クラブ選択について答えが出たわけではありません。
むしろ、今の方が考えることは増えています。
100切りを目指していた頃は、とにかく100を切ることが目標でした。
今は、さらにスコアを縮めたい。
そのためには、ナイスショットを増やすだけでは足りません。
どこで攻めるのか。
どこで守るのか。
どのクラブを持つのか。
この判断が、これまで以上に大事になってくると思っています。
ベスト86をさらに更新したいなら、毎ホールでドライバーを振ることが正解とは思いません。
ただし、怖いから全部UTにするのも違う。
その日の調子。
ホールの形。
OBの位置。
自分が得意な距離。
そういった条件を見て選びたいです。
理想は、ティーグラウンドに立ってから慌てて決めるのではなく、事前にある程度コースを見て考えておくことかもしれません。
「ここはドライバー」
「ここはUTでもいい」
そんな選択肢を持ってラウンドする。
今の僕なら、そちらの方がスコアにつながる気がしています。
次のラウンドでも続けるか
答えは、続けます。
ただし、「ドライバーを封印する」という意味ではありません。
ドライバーを減らすこと自体が目的になると、また違ってきます。
僕が続けたいのは、
今までは、ドライバーを持つのが当たり前でした。
これからは、
このホールで一番スコアにつながるクラブは何か。
そこを考えたいです。
ドライバーか。
UTか。
5Wか。
答えは毎回同じではありません。
そして、実際にラウンドしてみないと分からないことも多いです。
UTを使ったのに大きく曲げる日もある。
ドライバーが絶好調の日もある。
だからこそ、決めつけずに試していきたいと思っています。
100切りを目指していた頃は、「ドライバーが上手く打てればスコアが良くなる」と思っていました。
100を切り、ベスト86まで来た今は、少し考え方が変わりました。
ドライバーを上手く打つことより、そのホールをどう終えるか。
飛距離を出すことより、次の1打をどう楽にするか。
もちろん、これからもドライバーは振ります。
気持ちよく振れたときのゴルフの楽しさは、やっぱり捨てられません。
でも、スコアを縮めたいなら、毎回同じクラブを持つ必要はない。
次のラウンドでは、ドライバーを何回使ったか。
UTや5Wを使ったホールはどうだったか。
そして、スコアにどんな影響があったのか。
そこまで記録してみようと思っています。
その結果が分かれば、「ドライバーを減らしたら本当にスコアは変わったのか」を、もっと具体的に書けるはずです。
100切りを目指している頃も、ベスト86まで来た今も。
ゴルフは、まだまだ試行錯誤の途中です。
だから次のラウンドも、またクラブ選択で悩むと思います。
その悩みも含めて、少しずつ自分に合うゴルフを見つけていきたいです。

















